image (1)ドコモからソフトバンク、そして現在auのiPhone4Sを使っている 電力料金削減コンサルタント、LED照明スペシャリスト
節電・省エネの楽画企 辻川です。

北電がソフトバンクのメガソーラーを受入拒否した理由を、キチンと説明している記事が見当たらないので解説します。

北海道は太陽光発電に向いていないのでは?と思っている人も多いと思いますが、実は釧路などは福島などより日照時間も多く適しています。
http://taiyoseikatsu.com/faq/faq049.html

なのに北海道電力が、受け入れ拒否!
「メガソーラー建設中止も 北海道でソフトバンク」 – MSN産経ニュース
http://on-msn.com/12Z4XZP

再生可能エネルギー買取制度が、昨年7月よりスタートして電力会社は全量買取らなくてはならないのに、なぜなの?と思いますよね!

実は、最初から買取を拒否できる規定になっているのです。

kyohi

再生可能エネルギーの買取拒否と接続拒否に関する主な規定<スマートジャパン>  http://bit.ly/10n1Nk8

送電可能量超過が理由です。
分かりやすくす言うと(正確ではないですが)電線が細くて、少ないのです。

昨年の12月<経産省、北海道電に送電網の容量拡大を要請>

『再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まった7月以降、10月末までの間に全国で合計100万キロワットのメガソーラーが設備認定を受けた。このうち3割を超す34万キロワット分が北海道に集中。経産省によると、北海道地域は送電網の容量が小さく、厳しく見積もれば40万~60万キロワットしか再生エネの受け入れ容量がない。』 http://s.nikkei.com/Z2D17Z

では、単に電線を太くすれば問題が解決するかというと、そうでもないのです。

表を見ると<接続費用負担>以外は、電力会社の事情での拒否です。いろんな拒否理由が書いてありますが、不安定な最可能エネルギーを受入れる送電網になっていないのです。

海外では電力の他国との売買を常時おこなっていて、インターネットと同じようにメッシュ型送電網になっています。日本と違い、送電線の電力を送る方向が変わります。(双方向)また事故が起きた時の迂回路もあります。

日本は、一方通行放射型に近い送電網です。

また地域独占の10電力会社は、他地域との常時電力を融通(売買)するシステムになってません。そんな頑丈だけど融通の効かない電力網に、不安定な再生可能エネルギーの電力が入ってきても処理できないのです。

送電網を融通(売買)できるようにするには、電力会社が設備投資をしなくてはなりません。しかし2019年発送電分離(予定)すると、送電網は国の管轄下に置かれるので、電力会社は設備投資を渋るのは当然です。

送電網構築は、国が負担して構築すべきではないでしょうか。

国民から徴収した再生可能エネルギー賦課金を使って、再生可能エネルギーを受入れても大丈夫な送電網を構築するべきだと思います。

このことは一般家庭、事務所、工場の電気機器をもコントロールするスマートメーターとも関わりがあり、ここ数年で大きく変わりそうです。そのことを念頭においた電力マネジメント戦略が必要ですので、もっともっと情報をアップしていきます!

著作:辻川英章

 

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